2010/05/31

思想リビドー


季節外れではありますが、キッチンの隅から出てきた端午の節句チョコ。

五月某日
yumboなどで活動するドラマー山路さんがうどん屋を始めた!と聞きつけ、さっそく注文。届いたうどんをウキウキと茹でるも、いきなり鍋を盛大に焦がし(うどん沈殿、すべて貼りついた…)、麺すらまともに茹でられない自分から目を背けたくなる(その後、弟がおいしく茹でてくださいました)。

五月某日
仕事帰りに六本木へ行き、やっすいラーメンを食べて、SOUNDROOMで枡本航太やVIDEOTAPEMUSICなどのライブを見る。桝本さんをとても久しぶりに見たけど、力強くストロークされるギターの音は石の塊のようだし、歌は大きな1つの呪いのようだし、ヤンキーキャラだし…相変わらず強烈であった。

五月某日
高田馬場へ引っ越してきた知人の新居で飲み会を行う。料理が得意でない家主が、私たちをもてなすために作ってくれたコールスローをつまみに酒を飲む on 床。酔いがまわって久しぶりに恋愛方面の卑屈っぷりを炸裂させたら、横にいた男性に「・・素直になれよ、、」と肩をたたかれてしまった。はぁ、私が素直じゃないだけなのカシラ。喪女の卑屈が恋人が出来ればアッサリ解消される程度なのは私も知っているけど、それでもやっぱり渦中の人間は「誰からも選ばれない」ってただそれだけのことが辛くて、現場は切実なんだってことを、知ってほしいんだよーーー(あてのない叫び)

2010/05/23

それはきっとMAYAKUです


五月某日
水のまかれたアスファルトがむっと香る夏日。日焼け止めも塗らず、日傘もささず、太陽の下をのっしのっしと歩く。散髪の後、渋谷までoono yukiさんのライブを見に行く。これが頂点ではないけれど、ファーストアルバムのレコ発イベントっていいもんだなぁ…!と改めて思ってしまったほど、熱気と音楽愛に溢れていた夜。『stars in video game』を初めて聞いた時の感想・・マンドリンやフルートといった生楽器が使われていて、歌われるメロディもとてもスウィートだってのに、とにかく無骨!シルエットが無骨!!と思ったことも、一気に思い出した。鬱でも、躁でもない、健やかな麓健一(next stage!)はじめ、NRQ、平賀さち枝さんと共演陣も良かった。

五月某日
下北沢にてもう1年ぶりくらいのdOPPOのライブを見て、あまりパッとしなかった演奏に逆に、追っかけて、見続けていく面白さを感じる(め、目線が優しすぎるだろか…でもとても好きなもので、つい)。阿佐ヶ谷の沖縄料理屋にて、シークワサーサワーを2杯飲んで帰宅。

五月某日
仕事終わりに若者とお酒を飲む。「ただのリスナーでいることの劣等感」という話を聞いていたら、最近twitterなどを見てる時に「“今日は○○○の××さんと会いました”とか“△△△やってる**さんと飲みました”とか、誰と会ったってことすら己のステータス表示になってるんだなー」って感じてたことと個人的につながってしまった。まぁまぁまぁ、こういうことを必要以上に考えちゃうのは、未だに自分が「何者かになりたい」って表れなんだろね。もっと無心で勤労に励めよ、俺(完)

2010/05/20

PSPのある生活


「20歳すぎてからTVゲームをやると、例え30分でも時間を無駄にした感がすごく強い」などと私はよく言いますが、先日タラ・ジェーン・オニールのライブを見に行った際に、道中が寂しいなと衝動で買った「428」が、まごうことなき傑作で大感動中。クラシックとして名を馳せる「街」の10年後に、それを上回る続編が出るってスゲー。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002FQKKE8/

2010/05/16

bulle de savonを着た悪魔


五月某日
仕事終わりに下北沢でcore of bells+杉本拓(「つりをしよう!そして酒を飲もう!」)を見てから、渋谷の某飲み会に顔を出す。私が到着した瞬間男女数人が頬を紅潮させながら「フェラ童貞メッタ斬り!」と叫んでいて、今日はゲス野郎どもの会だな!と嬉々としながら輪に参加。その場にいた6人が全員同時にギャースカ叫んで許される……むしろ場になじむ、安居酒屋の夜を楽しみました。

五月某日
町田の簗田寺までライブを見に行く。初めて簗田寺に行った時も確かこんな時期で、春のお寺はまだまだ肌寒く苦心したってのに、5年も経つとそんなことはすっかり忘れて、またペラッペラの服で行ってしまい後悔。ガクブル。この日はタラ・ジェーン・オニール来日公演の最終日。タラ、共演の二階堂和美、どちらもしっとり、非常にしっとりしたライブでしたわ…。最後に、今回&前回の来日の際に一緒に録音したという曲が披露されたんだけど(sweet dreamsからリリースされるそうです)それらが最もたるで。2人が録音を行う小部屋をこっそり覗かせてもらったような雰囲気だった。

五月某日
仕事が休みだったので、下北沢でシャムキャッツのライブと王舟さんのライブをハシゴしてみる。この日はシャムキャッツが良くて(というか最近はいつも思ってるけど)、演奏を聞いていると感受性がビンビンに冴え、それゆえ将来がめちゃくちゃ不安になり、結果号泣!!というような受け取り方を毎度している。…どーなんだこれ。

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farewell」別冊「メランコフ」のサイトで、永江さんのZARADA(ヌケメ君インタビュー)と竹内さんの記事(かまってちゃんライブレポ)が配信されていたので早速DL。2人の記事が切り替わる瞬間の差(う、うける・・)に、掲げられてる「自分で作るフリーペーパー」というコンセプトを再確認。
http://www.melankov.com/index.php

2010/05/13

ワイルド極まりない!



五月某日
CRJ時代の盟友が仕事を辞めたので、壮行会じゃ!と仲間4人で飲みに行く。流行りの「早期退職」というやつで(聞いたところ彼女の場合は退職金が通常の28倍。ギャピー)本人が決めた決断ではあるものの不安だからか、嵐の曲を歌ったりして自分を励ましていた(その横でただ酒を飲んでいるだけの俺ら)。2時間制の居酒屋を追い出された後、どうしようどうしよう、渋谷ならあそこかしら・・とnestで締めの一杯。

五月某日
久しぶりに頼まれて文章など書いてみるものの、30字書くのに1日くらいかかり絶望する(通称:地アタマがバカ問題)

五月某日
友人から「どうしても行きたいところがある!」と呼びだされて、縁結びで有名らしい東京大神宮という神社へ。お参りの列にぼーーっと並び(平日昼間の割には男女問わずたくさんの人)、先日「きのしーちゃんは石橋を叩きまくって壊す派だね」と言われたのを思い出し、「・・石橋を渡る勇気を、私にください」と慎ましく願掛け。甘味を食べて解散。その後、一人でUFO CLUBへ行き、後輩の企画イベントを見る。チッツで、ただひたすらに笑い泣き。mmmちゃんの“ワル”な雰囲気満載のエレキギターさばきを楽しく鑑賞。




ズーウィーの真似を、寝る前に必ず10分。

2010/05/10

円盤ジャンボリー 2010 夏

7月2日~4日@渋谷O-NEST
出演:TABATA/Acid Mothers Temple/AMAZON SALIVA/ZINI GEVA/パグタス/20 GUILDERS/マキーラドーラ(fromUSA)/二階堂和美のえかきうた/TEASI(from名古屋)+村上ゴンゾ+元山ツトム/井上経康(from山口)/半野田拓+稲田誠(BRAZIL、PAAP)+山路智恵子(yumbo)(from明石)/オシロスコッティ(from浜松)/土岐佳裕グループ/倉林哲也/aly(53235<ケイドロック>、AYA、外山明)/桜井真樹子+柳家小春+久下恵生/NISEUO(from大阪)/飯田華子+泊/IL GRANDE SILENZIO(佐藤実+小川敦生)/梅田哲也(from大阪)/大城真/Mark Sadgrove/せい(ju sei)/マコガーリ/イトケン+ARAKI KENTA/ドラびでお+山川冬樹+伊東篤宏/ヒューマンシャワー(河端一+砂十島NANI)/水中、それは苦しいスペシャル/カスッターズ(サーファーズオブロマンチカ+ジョン犬+円盤田口)/我々/ファンシーナムナム/totas causas de malignitat(宇波拓g、大蔵雅彦bcl、石川高 笙、植村昌弘ds、junko scream、yui throat、nancy sound)/QQQ(イトケンg、DJ mistake b、cokiyo kbd、山田<空間現代>ds)/アナホールクラブバンド/Alfred Beach Sandal+一樂誉志幸(フラテン)/oono yuukiバンド/大久保由希(from札幌)/CORE OF BELLS/テニスコーツ企画「ハッキンオン」

http://enban.web.fc2.com/

俺の夏フェス。

2010/05/06

自分の正しさに感動している









五月某日
夏!17時に仕事が終わったので、高田馬場の某さん宅で打ち合わせをこなし、下北沢でCRJ時代の友人らと酒を飲む。「何のために働いてるからって言ったら、こうやってみんなと酒を交わして、楽しく過ごすために決まってんジャン!」と力をこめて2回言った。

2010/05/04

のび太と前方後円墳



平日・休日が関係のない仕事なのでGWも通常出勤。自分で選んだ生活なものの、世間様との遠隔で“ムダ鬱”に陥るがヒ・ジョーによくない。

四月某日
家で仕事を片付けてから、急いで日比谷の野外音楽堂へ。途中でtwitterオフ会を2つほど行いながら、トクマルシューゴ・クインテットとサニーデイサービスを見る。昨年の後半くらいからトクマルさんのライブを見るたびに「どんどん強度があがっているなぁ」という感想が(突出して)浮かぶのだけど、それはあの方の音楽が真にポップミュージックの領域に足を踏み込みだしたからなのかもしれない(・・・なぁんて。ザレゴトっすね)。ニューアルバム『Port Entropy』発売中です。(これはセカンドが出た頃から言い続けてるけど)次はインスト弾き語りみたいなラフな作品が聞きたいよ!

五月某日
仕事終わりに新宿へ。かわいい10代の女の子がふるまってくれたビールを飲み、酸っぱいラーメンを食べて、thai kick murphのライブを見る。ギターほかetc担当のワジマくんが脱退ということで、演奏の他にも彼の生前葬(!)なる催しがあったり、トークのコーナーがあったり。やっぱりこういうところの発想やらなんやらは抜群だよな~~と思いつつ、彼らの音楽の煌めきがもっと外へ向かってほしいってお節介なことを、いつものように考えた(ライブは「punk」と「on the bus」が良かったよ)

五月某日
とても天気がいいので、T.V. not Januaryのアルバム『息したら心がつぶれそうだに』(牧歌的なメロディにのせて、陽気なゾンビたちがひたすら「死」について歌っている。とても良い)を聞きながら、またも日比谷の野外音楽堂へ行く。星野源さん(はぁと)の音漏れを聞きながら、オバチャンがもりもりに盛ってくれた焼きそばを食べ、そして爆睡。至福。演者の人には申し訳ないが、ライブ中に寝るのがとても、とても好きです。

五月某日
街を歩きながら「付き合うまでに至ったカップルはすべてお似合い(「起きていることはすべて正しい」風)」などと考え、何となく代官山に行く。晴れたら空に豆まいてで王舟さんのライブ。例えば高円寺の円盤や下北沢の440で今年見たいくつかのライブが、いまいちピンとこなかったので、「氏のワンダー感は場所が七針の時限定か…!?」とモヤモヤしていたものが、この日一気に晴れた。ほっとする。