2011/02/26

くうどうですううぅ



2月某日
同僚の結婚パーティー的なものへ行く(そして、またもや衣装で辛い思いをする…。前に友人(a.k.a ファッションリーダー)にもらったAnother Editionのワンピースがあったので着てみると、「ガラスの仮面」でマヤが妖精・パック役をやった時のようになって泣いた。着こなし力のない体、、)。はじめに披露された新郎新婦&有志たちによるパフォーマンスの、ナンセンス劇+音楽&断絶的な構成が非常に鉄割アルバトロスケットっぽくて、この手の会に来て初めて「結婚、楽しそう!」と思う。

終了後、適当につかまえた友人と飲みに行く。向こうの話を聞きながら、私は音楽個人史(?)みたいなものを聞くのが本当に好きだなとしみじみ思う。百万通りの「主観」に、百万通りの「偏った話」に、触れていきたいなァと思いますね。

2月某日
よなよな編集作業。牛歩のような自分のペースに涙、涙。

2月某日
asunaさんが『casiotone compilation 2』を送ってくれたので聞く(うれしい!)。今回は、ゑでぃまぁこん、Greg Davis、Helll、加藤りまさんあたりが参加してます。1分前後の小曲たちは、ポップなチープトロニカ……というよりは、ローファイとはこういうこういうこっちゃ!と言いたくなるような、宅録の源流みたいなイミフメー感満載で、逆によいんだよなぁ。

2月某日
少し前に、今年成人を迎えた友人の言っていた「僕は休み時間にはトイレで数字を数えているようなタイプだったんだけど(←ここはちょっと誇張してそうですが)、成人式でみんなと再会したら普通に話ができるようになってて良かった、本当に良かった」と言っていたのをよく反芻してる。年を取るってのは、空気が読めるようになったり、知識が増えて柔軟な対応ができるようになったり、もっとシンプルに言うと、誰かに優しくできるようになること、、だと私は信じてやまないのだけど、どうですかねぇ。

2011/02/17

シャラ、ポイヘー、ベイベー、ワーキン、金を稼げっ

二月某日
写美の映画館で「その街のこども」を見る。阪神大震災の被災者である2人が、震災から15年目の夜~明け方に神戸の街を歩く、ただ歩く、静かなロードムービー。あらすじ自体に抑揚がないぶん、トラウマ……というほど大げさではないのだけど、それぞれが持つ震災の古傷、みたいのの追い方が繊細でとても良かった。どこまで脚本なのか、境界をまったく感じさせないサトエリ&森山未來くんの演技に拍手と(会話が楽しい、というのは何よりも素敵と思います)、もともとはNHKで放送された特別ドラマってことで、元から映画として制作されたものとは違う演出が、ドラマっこの私としては良かったなぁ。終了後、職場でばら撒く用のチョコレートを物色して帰宅。

二月某日
お仕事を少しはやくあがり(ホントいつも遊んでばかりの土下座社員…)代官山へびゅーんと飛ぶ。晴れ豆でライブ鑑賞。昆虫キッズのラスト1曲(「恋人たち」がゆっくり、ジリジリと演奏されてて良かった~。高橋さんのブロークンなボーカルに気を取られがちだけど、この曲は夜っぽくてとてもムーディーだねぇ)と、ceroが見れました。アルバムもとってもいい内容で話題のceroですが、「力が抜けてて」「お金がなさそうで」「酒が好きそう」な雰囲気が、私にとって心地よすぎ…(ぽわわ~)。会場に知り合いがたくさんいたので、お喋り欲が満たされたところで帰宅。るんるーん。



2011/02/16

酒乞食

二月某日
雪。心の兄から「雪だし、外出ようぜ!」と連絡があったので、渋谷の山家へ出かける。途中、自分以外の2人が口論となり、最終的に「嫌いって言われるの、辛い」と涙を流す三十男の横で無言で酒を飲むことになる。その後、WESTに行き、The Dismemberment Planとnhhmbaseのライブを見る。青春時代を共に過ごしたディスメンに興奮し(アンサンブルの格好よさが、ほんっとにむっちゃストレートで…!良かったぁ)と、第2の青春時代を共に過ごしたnhhmbaseにいろいろ考え(こちらは完全に思い入れの問題)、1人でやけラーメンして帰宅。

二月某日
雪。午前中から出かけ、近くの映画館でAKB48のドキュメンタリーを見る。AKBに関して特に興味があるわけでも、ないわけでもないのですが、「ASAYAN世代」を自負している身として(SKE48の「1!2!3!4!ヨロシク!」が妙~に気になるのは、ラブマ以降のモー娘っぽいからよね?きっと)気に入っちゃうんじゃない!?とヤマをはって見に行ってみたら大正解&終始涙目で鑑賞…。劇中で挟まれる各メンバーへのインタビューが、基本「誰でも大好き」になるように作られてるんだけど、それでも一周してやっぱり「大島優子はいい女だなぁ………」というところに着地したのが個人的に良かったっす。

夜、新居に友人たちがやって来る。うち1人が、我が部屋のぬいぐるみゾーンで潰れている姿がデッド&ファニーで笑うなど。



2011/02/09

新しいファイトがわいてきて

二月某日
私には喪女として生きていくという業がある、とまたもやキチガイじみた発言をしてしまい、自分にがっかりする(嘘ついたわけじゃないけど)。心の兄に「余計なことを言ってしまった」とメールをしたら、「余計なことは言ってしまうもんだよ」と返信がきた。冬のつんとした空気を一気に吸い込むむむむむむむ…。

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謎の王舟ディレクション・シリーズ開始です。



2011/02/07

dear 俺


二月某日
昼間から秋葉原にて取材。私はセッティグをしただけの、ただの同行&お気楽もんだったので、初インタビューにあくせくするインタビュア~ちゃんを「いいね、いいねぇ」とアルカイック・スマイルで見つめるなど…。とりあえず、場がちゃんと盛り上がったので安心する。

終了後、残ったメンバーで発汗しながら中華を食べて(大蒜と唐辛子の祭り)解散。急いで幡ヶ谷に向かい、forestlimitでゲラーズのライブを見る。最後に完成したばかりのPVを上映したんだけど、90年代のグランジ・バンド!というような仕上がり(あ、あれ、なんかこう書くと、と、とてもダサい感じするけど、良かったのよ…あのストレートさはゲラにとっちゃあ新境地)にニヤニヤが止まらず。そんな高揚を抱えたまま、最後に家の近くでちょろりと飲み。知人の奥さんによる「恋とEASYは結びつかない(そして、モテたいならスマフォを捨てろ)」という発言がえらく印象に残った。

二月某日
免許の更新で府中の試験場へ。おなじみのシステマチックな流れ作業で何とも言えない気分になりつつ、新しい免許げっと。久しぶりに写真で見る自分の顔に、そろそろ「娘っこ」の影がなくなってきたなぁと思う。

その後、前野健太の「ぞろぞろインストアライブ」(新宿と高円寺のヴェイレッジヴァンガードで連続でインストアをするって企画。移動も来場者と一緒にしたのです)に参加。偶然会った友達と、「マエケンの音楽、“感じすぎちゃう”時があるよね」って話などする。

久しぶりに行ったビレバンは、こんなにものがたくさんあるのに、ほしいものがひとつもなくてすごいなぁと思いました。音飯でマッコリを飲んで帰宅。



2011/02/02

アグリー



アッ、




引っ越し完了しました!!




新居は未だにネットが微妙に繋がらず。電波=まじ生きる希望派としてはしんどいですが、それ以外は居心地良し。
ちなみに、2年くらい前に一緒にグッゲンハイム邸へ行って、その時にグ邸の裏にあるシェアハウス(けっこ~~う本格的な感じ)に泊めてもらい感動&神戸くんだりまで来たというのに観光もせずインテリアを物色しまくった後輩と2人暮しです。

新しい部屋で、yumboのアルバム『これが現実だ』を聞きながら、友人の貸してくれた深沢七郎『東京のプリンスたち』を読み、母からのメールに目を通す。「なーんで今まで実家出なかったんだろ」としみじみ思う親とのほどよい距離感に、胸をなでおろしています。

なぎ食堂の店主に「1人暮らししたら、す~ぐに男できるで」と言われたので、今後の自分が楽しみですね。うふーん。