2012/07/27

7月25日:無名の労働者

仕事。降格後はほぼほぼ定時には帰っていたのだけど、自分しか把握してない作業があったため、少し残作業。辞めるだなんだ言ってたとき(≒疲れてたとき)に、「責任のない仕事がしたい!誰でもできる仕事がしたい!」とギャーギャー騒いだけど、それってつまり複数人が作業を習得して、サポートしあえる環境を望んでいた気がする。

仕事終わり、WWWへ。スカートの「お客様感謝祭」と称した無料ライブ。なんと500人入ったそうで、超盛況でした。

カメラ=万年筆、昆虫キッズとそれぞれ良かったけれども、この日はやはりスカートの気合い。ちょっと長めのセットで、ラストは6〜7曲?を間髪いれず演奏。ジリジリと溜まってゆく疲労が最後にスパークしたような、直球にエモーショナルなライブでした。見れて良かった!


終演後のゆかいな仲間たち(オラリーの告知を、ミテ!)

2012/07/25

7月24日

facebookにハマっている。

中学の同級生からフレンドリクエストを貰ったら、芋づる式に色んな再会があったってだけの話ですが、ベタにみんなの近況をチェックしまくっている。私もお年頃であるので、当然のごとく同級生たちは、すげーーーーー結婚してるし、すげーーーーー出産している。はじめは「ほうほう」と眺めていたが、1人の友人が娘のためにものすごく手のこんだキャラ弁を作っているのを見て、今の自分との距離を感じた。

7月23日

夜、用があったのでrojiに行ったら、埋火の見汐さんがいた(いきなり脱線するけど、見汐さん&mmmによるアニス&ラカンカのアルバムが8月に出るとのこと。先行7インチが「えっ、もう終わり!?」と割とアッサリした&ワクワクをかき立てられる内容だったので、フルアルバム楽しみだ〜)。

話の流れで、古今東西の変人ミュージシャンの逸話に花が咲く。ひとしきり笑った帰り道、そんな変人たち(……中には、どうやって生きてきたのだろう?と思う人も)を受け入れる懐の広さがあるのが文化だ、と。きれいごとだと言われようと、私ははっきりとそう思った。

2012/07/22

7月22日:ちょっとした勇気

夜道、同居人とチャリで並走。

「私、電車の中で音楽を聴いていて、降りる瞬間に音量を2つ、3つ、グっとあげる瞬間が好きなんです。その時、聴いていたものを良いなぁって思うほど、より孤独な気分になって、同時にとても幸せな気持ちになる。なんていうか、世界に音楽と私だけ、みたいな感覚になるんだよね」

「きのしー、それってつまり、ロックンロールそのものってことだよ」


(夜散歩は続く・・・・・)

2012/07/19

7月16日

午前中から母と一緒に祖母の家の掃除。久しぶりに行ったら、家の目の前に温泉ができていてビックリするなど。

今は空き家となっているものの、荷物がだいぶ残っているので細々と整理(途中、「昔の家って風が抜けてイイナ〜!」と気持ちよさに負けて豪快に昼寝…)。本棚を片付けていた時に、前に図書館で働いていた時代、びっくりするくらい古い本を献本頂くことがあったけど、確かにこうやって持ち主が亡くなって、でも何となく捨てられない時、誰か読んでくれないかな?って思う気持ちは、結構わかるなぁとか考えながら手を動かす。

夕方に終了。母と別れ、吉祥寺でまくらカバーを買って帰宅。

7月15日

実家にいる。
本当は色々とやるべきことがあったのだが、私がまたもや全く起きられず………(誰か病名をつけてくれ、、)。食事をとって帰宅。

阿佐ヶ谷に戻り、ceroのニューアルバムに向けた合唱パートのレコーディングに参加。ラララ〜〜♪とハミングするくらいかと思ったら、ちょっとした効果音づくり(?)など、参加者含めて試行錯誤。やる気に満ち満ちた参加者の皆さんと共に、楽しい1時間半でした。アルバムの断片をぽろぽろと聴かせてもらいましたが・・・・・・・正直、名作の予感しかしないぜ!!!

終了後、ご近所さんが「俺たち、鳥貴族!」と声をかけてくれたので、鳥貴族でしっぽり3杯。

2012/07/17

7月14日:本物の悪魔です

連休初日。ガスコンロの掃除をいつもより気合いをいれて行い、干したばかりの布団で昼寝。夢の中で、普段思っていてもなかなか口に出せないことを、自分以外の人物にバンバン喋らせており、己の性格の悪さを感じる。

夜、『円盤夏祭り』へ行く。出遅れてしまったんですが、ホライズン山下宅配便、倉地久美夫+triola、テニスコーツ+うんどら、AZUMI、真黒毛ぼっくす、柳家小春+向島ゆり子+久下恵生が見れました。

倉地さんによる「ラブストーリーは突然に」のカバーが、あんなポピュラリティのある曲をオーソドックスに弾き語りで歌っても、圧倒的に倉地さんの個性が前面に出るってのが、実は強烈に凄いことだなぁと思う。柳家小春+向島ゆり子+久下恵生では、小春さんが歌い続けている江戸時代の流行歌と、三味線・ヴァイオリン・ドラムによる鮮烈なインストゥメンタルという2つの側面を楽しめたのが良かった。

終電があり、真黒毛ぼっくすを1曲で離脱(無念……)。ボーカルの大槻ヒロノリさん、見るからにただのろくでなし、普段だったらなるべく近寄りたくない感じの人だが、真黒毛の演奏が始まった瞬間、豊かな金管楽器の演奏にのせて軽快にエンターテインする彼と、彼の被っているガムテープで補強されたボロい帽子が、会場で何よりも輝いて見えた。

7月12日

仕事帰りにUNITへ。SMASH塩山さんの企画を見に行く。
先日のインディーファンクラブの時、あまりゆっくりと見ることができなかった浦朋恵さんのライブを堪能(わーい)。以前から浦さんのバリトンサックス&クラリネットのしなやかな音色に親しんできましたが、この日は豪快なボーカル曲にも魅了された!(あんなに歌い上げるとは・・知らなかったです)。あと、ニューアルバムに参加したという松永孝義さんが、奇しくもこの日逝去。松永さんと一緒に演奏したという曲を、ステージ上で隠すことなくぼろぼろ涙を流しながら演奏する浦さんの姿と、その後の客席からの長い長い拍手が印象に残った。



帰宅後、飢えた同居人が10分で作ってくれた夕飯を食べながら、『コクリコ坂』のDVDを見る。

2012/07/13

7月11日:サバト

昼、ごはんを買いに近くのセブンイレブンへ行き、『SPA!』を立ち読み(どうでもいいが、「会社から最も近いコンビニの雑誌のラインナップ」は、文化資本に大きく関わってくる気がする〜)。辛酸なめこの「10代の頃、山田詠美の『放課後のキイノート』を読んで、そこで描かれる処女と非処女の違いに愕然とした」という発言に共感&爆笑。

夜、女5人で焼き肉。話題は、結婚式ファッション、魔女の末裔、ディズニーランドなど。
開始早々に七輪をどけ、後は延々、ナムルや韓国海苔などをつまみながら酒&トーク。この食欲の変化に、自分も年とってきてるんだなぁと実感。

2012/07/11

7月9日


仕事帰り、池袋にライブを見に行く。
池袋駅について、小腹がすいたなーとコンビニの菓子パンコーナーを物色していたら、同じ感じでお菓子を物色している友人と遭遇。一緒に鈴ん小屋まで歩きながら、最近亡くなった共通の友人の話をする。寂しいなぁと言ったり、少しちゃかしてみたり。彼が亡くなって、周りの友人との関係性も今までと少し違うものになった気がしてる。変な含みなどはなく、ただ純粋に変化を感じてる。

鈴ん小屋では、カラトユカリ、惑星のかぞえかた、麓健一、王舟を見ました。
この日の惑星のかぞえかたは、メンバー2人に加えてomu-toneの澤口さん(マリンバ)が加わった特別編成。いやぁ、むちゃむちゃ素晴らしかったです。個人的に初めて彼らに触れたのがこの編成だったこともあり、こういう広がりをもっともっと見てみたいと思いました。

途中、冷房が響いて体調急降下。視界がホワイトアウトしたところで離脱。

2012/07/09

7月7日:始発待ちの日高屋


休日。普段、会社に行くくらいの時間に家を出て、都営浅草線で蔵前へ。
プリコグ主催によるcore of bellsと久土'N'茶谷の2マンライブ@屋形船のお手伝いをしてきました。

お客さん満員御礼で出航。途中、ライブ開始15分でモニターアンプから煙が出る…というハプニングもありましたが、船の緩やかな揺れにのせて行われたどちらのライブも面白かった。個人的には、久土'N'茶谷の長谷川きよし「黒の舟歌」カバーが最高っしたわ…!
時間きっかりにライブが終わり、駆け足で撤収。屋形船という環境で、安易にアコースティックな内容にせず、むしろハードコアパンクな2組を招いた企画の勝利!な感じがしました。是非またやってほしい。

終了後、あまり調子が良くなかったのもあり、過剰な疲れ。飛び去るように帰宅&ベットにダイブ。全然起き上がれない。

7月6日

仕事帰り、友人から連絡があり、高円寺・音飯にて少しお酒を飲む。友人が「自分への忠誠心を図る!!!」と片っ端から電話をかけまくった末にやってきた編集者さんとの3人で。

珍味三種盛り。ゴーヤチャンプル。豚テキ。会話を聞きながら、女性における、良くも悪くもプライペートやそれにまつわる感情が仕事に大きく作用してしまう感じと、その幸と不幸について考える。私も根っからそういうタイプであるので、余計に色々考える。

帰宅すると、テニスコーツのニューアルバム「All Aboard!」が届いてました。近作の周囲のアンビエンスを丁寧に録音した雰囲気と比べると、明らかにロックなアルバム!たのしい〜。あと、テニスの言葉の妙を楽しめる作品でもあると思います。

7月5日:孫扱い

仕事終わり、早足でなぎ食堂に向かい、打ち合わせ・・・のつもりが、ゲラーズの川副さんと遭遇し、駄話(主に大麻について)をして終わる。その後、かる~~いTwitterオフ会のような集まりに顔を出す。代々木にある羊料理がウリのビストロにて。シシカバブ、美味しかったぁ………。

とあるバンドに対する、2者の意見を聞く。かたや良くも悪くも音楽業界のマナーに浸かった老舗インディーズレーベルの人。かたやネットを主戦場としたモノの広がり方にはたいそう詳しい代理店の人。片方の意見だけではきっと不完全なのだけど、どちらもバンドに対して愛情に溢れた語り口がとてもいいなぁ……なんて思いながら、ハートランドをぐびぐび飲んだ。

2012/07/05

7月2日

最近人に会うたびに「26歳、自分探し中です!!」と言っていましたが、職場で本日からアルバイトに降格。
図書館時代、非正雇用の厳しさは肌で十分感じたし(反動で、城繁幸さんの本を読みまくり・・)、こんなに若者の雇用が厳しいと言われる時に、自ら破滅に向かうような選択なのかもしれないけど・・・まぁわりと呑気にフリーター生活がスタートしました。

勿論、ぐるぐると考えてこういう結論に至ったわけですが、ひとつしみじみと感じたのは、自分がずっとイコールだと思っていた「want」と「can」の違いについて。10代の頃、胸の奥からメラメラと沸き上がってきた「音楽のしごとがしたい!!!」という気持ちと、実際私が持ってる能力って結構違うんだなぁって。少しさみしくもありますが、これはこれで新しいモード。がんばります。


というわけで、アルバイト生活初日。20時頃に帰宅し、近所の八百屋、肉屋などの開店時間をチェックして回る。

7月1日

下北沢インディーファンクラブの日。
初っぱなからかっ飛ばすぜ! とタイムテーブルを妄想していましたが、案の定、全っ然、まっっったく、起きれなかった。早朝に大阪から帰ってきた同居人に起こされる形で、昼過ぎに起床。ヨロヨロと下北沢へ向かう。

Alfred Beach Sandal、白い汽笛、ホライズン山下宅配便、yumbo、アニス&ラカンカ、浦朋恵&ザ・ロッキン・バリトーンズ、シャムキャッツ、どついたるねん、を見ました。

せっかくだし普段見ないものを! と思っていたりもしたんですが、結局そんなこともなく。お客さん大入りのホライズン@シェルターが特に感動的だったように思います。「この機会にホライズン山下宅配便を見てみよう」と思った人があれだけいたのも勿論そうだし(シェルターの階段上から見た、人が波打つ様子!)、このインタビューでも語られていた、「強い意志を持って『期待』を演奏する」というのを、改めて肌で感じた気がしたのでした。


3年目にして初の雨天。体力は奪われましたが、相変わらず自分には非常にフィットする楽しいフェスティバル。終了後、宿場にて“泥”のような雰囲気の打ち上げ。