2012/09/30

9月8日:PUSがはじまる


PUSに関する日記は、今回のイベントに関わった一個人としての備忘録として綴っておこうと思います。イベントの詳細がわかるであろう、思い思いの感想ツイートはQ_delicさんがまとめてくださったものがあるので、そちらをご覧頂けたらと思います!

----------

「Pop Underground Showcase」初日@横浜・試聴室その2
ヌケメバンド/柴田聡子バンド/三田村管打団?

●ビラ撒きなど済ませてから夕刻に黄金町へ。昨年、仕事でこの街を舞台にした黄金町バザールというイベントのレポートを作らせて頂いたこともあり、割と思い入れのある場所である・・・。

●会場に着くと、ちょうど三田村管打団?がリハ中。(何度も言っていることですが)私が5年前に三田村を呼んで行ったイベントが個人的になかなか悔しい思い出であり、メンバーに会うのもかなり久しぶりだったので、なんとなく遠巻きに皆さんの様子を眺めていたら、亀井菜穂子さんが声をかけてくださった。森本アリさんとも再会。抱き合う!

●この日は受付をしておりました。立地のせいか「何かやってるんですか?」とふらりと入ってくる人も多かったけど、黄金町の皆さん明るい! 爺さんとおっさん(おそらく親子・おそらく酩酊)が、私にジョー・ストラマーの写真を見せまくって去っていくなど・・・。たのしかった。

●ヌケメバンドは、まずドローン→カラオケ展開がアイデアとして面白い(笑)。そして、ヌケメくんからバンド活動を始めた当初から「(メンバーは)音楽のプロフェッショナルばかりではないので…」と控えめな声を聞いていたものの、きめ細かいドローンでかなり面白く聴かせて頂いたっ。

●柴田聡子さん。この日はバンド編成で、三沢さん&植野さんがいるとどうしても緩くなる………(笑)と思いつつ、セットリストの8割が新曲で、素朴ながら柴田さんの新しいモードが感じられて、すぐ心持ってかれた。来年には、もう新作が聴けたりするのかな。

●三田村管打団?は、音が鳴りだした瞬間に、涙がほろほろとこぼれてきて、ラストの“旅行”〜“キネンジロー”の流れで号泣してしまいました。…なんちゅうか、もう「好きな音楽」ですね。それ以上でも、それ以下でもなし。三田村を聴いていて、ふと「自分は音楽が大好きな子供だったなぁ」ということを思い出した。もっとたくさん“音楽”したかったけど、小学校の高学年頃からみんなが音楽の授業をダルくこなす風潮になってきて悲しかったなぁとか、高校の頃めちゃくちゃバンドがやりたかったけど趣味のあう仲間がいないことを恨んでたなぁとか。でも、言い訳をつけて、音楽の中に飛び込んでいかなかったのって自分だったんだよなぁと、三田村やテニスコーツの音楽に触れると、そういうことを鮮明に思い出す。

●終演後、なんのこっちゃい西山さんに、「(木下のことを)男だと思ってた!!」と言われるなど。ペ・ド・グのCDを買って帰宅。


この日の感想ツイートまとめはこちら。画像は試聴室で販売していたキング・クリムゾンだるま。1,000円ナリ。

2012/09/19

「PUS2012」フライヤーができました



「Pop Underground Showcase 2012」のフライヤーが完成しました! デザインはゴロゥちゃんです。表面はシンプルながら、例えばライブハウスのフライヤーの山の中でもひときわ目立つ!(フライヤーにとっては最高のこと!!)、裏面はこの雑多なイベントの情報がぎゅうぎゅうに詰まってます。また、イベントのボリューム感を視覚的にも感じてもらえるはずです。

そして、実はこのフライヤー、スタンプカード仕様になっております!今回の全13公演、すべての会場でスタンプを押させていただきます。そして、スタンプを3個、5個、10個集めると、それぞれ素敵なプレゼントあり!是非フライヤーを手に取って詳細を確認してもらえたら嬉しいっす!

コチラでガツーーンと予約受付中です!!!


Pop Underground Showcase 2012

告知だよー!!!


9/8~9/23にかけて、map小田さんとほぼ毎日イベントをやることにしました。

小田さんの声明文はこちらから。きっかけは確か、東京で両想い管打団!を見たいというアイデアから。そこから話が発展し、結果として、長丁場の、ボリュームがあるような?イベントになりましたが、こちらとしては決して大きなことがやりたいわけではなく…。
それこそ、私は近しい仲間にはずっと言ってるけど、フェスがあまり好きでなくて、「音楽って、有給とって、高い装備を用意して、山奥までキャンプにいかなきゃ楽しめないのかな??」と常々思っています。緑あふれる環境で、しがらみから解放され、全身で浴びる音楽が確かに素晴らしいけど、そんなドラッグ的な効果ではなく、それこそ平日の夜にエクセルを打っているような感じと地続きで、ライブが特別な外出ではなく、自然と生活に馴染んだらいいなぁと思うのです。

それへのひとつの返答として、とにかく地味なことがしたい!!(笑)、という気持ちが形になったのが今回のイベントなのかなと。なるべく日々の生活に根差した、ささやかで、素晴らしい音楽を。という思いです。

非常に急に決めたイベントであり、未確定の部分もおおいにあるのですが(そして私が知らないことも結構あるんですが…)、下記は自分の為のメモ+とりあえずひとつのインフォメーションとして、現段階で決まっているものを記しておきます。個々の公演への話はまた別の機会に……。気持ちと予定のあうタイミングがあったら、ぜひ遊びに来てください!

-------------------------------------

「Pop Underground Showcase 2012」

●9月8日(土)@横浜・試聴室その2
出演:三田村管打団?、柴田聡子バンド、ヌケメバンド

●9月9日(日)@ 渋谷 WWW
出演:片想い、三田村管打団?、かきつばた、両想い管打団!(片想い+三田村管打団?)

●9月10日(月)@ 神保町 イワト
出演:popo、うつくきひかり

●9月11日(火)@ 神保町 イワト
出演:Alfred Beach Sandal、中尾勘二トリオ、横川理彦+船戸博史デュオ

●9月12日(水)@ 神保町 イワト
出演:ふちがみとふなと、テニスコーツ

●9月13日(木)@ 神保町 イワト
出演:ふちがみとふなと、アニス&ラカンカ、山路智恵子

●9月16日(日)@ 南池袋ミュージック・オルグ
出演:PAAP(稲田誠、香取光一郎、水谷康久)、寿千寿(BDB/ZNS)×WORUZ(5gene) 、川手直人、のっぽのグーニー

●9月17日(月・祝)@ 新宿スナックアーバン
出演:稲田誠ソロ、九龍ジョー×map小田「新しい日本の音楽について考える・悪態編」

●9月18日(火)@吉祥寺キチム
出演:太田暁、森ゆに、ゆーきゃん

●9月19日(水)@吉祥寺キチム
出演:かえる目、ランタンパレード、王舟

●9月20日(木)@ 渋谷o-nest
出演:Say Good-Bye !(Hara Kazutoshi & Gellers)、髙城 晶平と優しい人々、core of bells

●9月21日(金)@代官山 晴れたら空に豆まいて
出演:シャムキャッツ、ホライズン山下宅配便


※各公演の詳しい詳細、チケットのご予約はこちらをチェックしてみてください

※@q_delic さんが、本イベントに関する詳細ツイートをまとめてくれました。感謝!!

9月7日

普段の仕事の後に、家から自転車で10分のところにある山形料理のお店でバイトを始める。ここ1年半、机の上でほぼ完結するような仕事ばかりしていたので、全然違うベクトルのことやりたい………(ムラムラ)と考えていたところ、ちょうどよく拾ってもらえて有り難い。ありがとうございます。

・・・が、給仕の仕事はもちろんのこと、蚊取り線香すらつけられないというスーパー駄目っぷりを疲労したので(いや、そうえいば確かにつけことがなくて、ちょっと手間取ったのです、、)お友達を呼ぶのはもう少し慣れてからにしたい。

9月6日

map小田さんとイベント開始前の最終打ち合わせ・・・でしたが、あいかわらず四方山話も多め。
場所は渋谷駅の高架下にある居酒屋、山形。数年前、ここでモールス主催のライブイベントがあって、モールスやnhhmbaseと並んでバイトのにーちゃんがやってるメタルバンドなども見たが、あれは楽しかったなぁ。

その後、職場の飲み会に参加。上司からかなり衝撃的な指摘を受け、ショックでよろよろと帰宅。

9月4日:ホットペッパー!


仕事終わりに、国立近代美術館へ。
道に迷い、iPhoneを凝視しつつウロウロしていたら、いわゆる“皇居ランナー”の皆さんに激突しまくる。涙目になっていたら、ちょうど目の前を職場の上司が通りかかり、目的地まで連れて行ってくれた。

14の夕べ」という連続企画にcore of bellsが招かれていたので見てきたのでした。6月のフォレストリミット、8月のスーパーデラックスで見せたパフォーマンス(勝手に「隠れるシリーズ」と呼んでますが)の発展系と言える内容だったと思いますが、先述の2つから圧倒的に大きくなった会場のキャパシティもあって、全然印象が違う…! 行動やら思考やら、受け取る側に余白が残されてた。「やっぱり、拘束される形で何にも起こらないものを見せられるのって、しんどいわな…!」と前を振り返りつつ、パフォーマンス追っかけたり、そこらへんに落ちてる発泡スチロールで遊んだりしました。

終了後、上司&その彼氏と中野で軽く飲んで帰宅。ほろ酔いで、「しかし、私はcore of bellsが大好きで、今まで普通のライブイベントにお誘いしてきたけど、これって無駄なことだったんかなぁ…」と夜空を仰ぎ見たり。

2012/09/06

9月2日


ビラ配りの休日。途中、友人と道端でバッタリ!を2回挟みつつ、秋葉原〜御茶ノ水〜神保町〜外苑前〜渋谷〜新宿をまわる。まだまだ日中は気温も高いから体力をガッツリと持っていかれ、帰宅後、文字通りバタンQと床に倒れる。

画像は、ジャニスで見かけ胸を掴まれたチッツのレビュー(by 安田謙一さん)。

8月30日:あのう、I know

夜、ネストにて会社のイベント。

初めてライブを見たランタンパレードに感動……!!!
小田さんにケツを叩かれ、ちょっとちゃんとした感想も書いたけど、清水さんの歌声の無防備さ、ありのまますぎる感じ、ストレートな上手さとは別の、でも“人間が生で歌っている”ことの濃厚さに涙腺をガッツンやられる。ラストに演奏した名曲「甲州街道はもう夏なのさ」で、会場から自然に合唱が起きたのもうるっときました。

終演後、同僚の友人の皆さんと少しお喋り@安いラーメン屋。同僚から常々「音楽キ●ガイども」と話を聞いていた人たちだっんだけど、実際に会ってみたらそれは、マニア/オタク的という意味ではなく、呼吸するように音楽(+お酒)と付き合ってる人たちだった。すんっっごく楽しくて、帰りの電車にて、同僚に紹介してくれてありがとうと伝える。

8月29日

シ・ョ・ッ・キ・ン・グ!!!


反省の日。

8月28日

行きつけの居酒屋「いっき」が今月いっぱいで閉店ということとで、いっき仲間のRちゃんと伺う。

ここでも昨年の総括として触れている通り、しんどい毎日を「……ま、いっか!死にはしねーし!」と楽観的に捉えられるようになった大事な場所でした。特に店主のH江とは、「いや〜、我々の会話で新書1冊くらい書けるんじゃない?ワッハッハ!」なんて・・・。冷静に思い返せば全然たいしたことない、人の悪口ばっかりの楽しい時間を過ごさせてもらいやんした。スペシャルさんきゅう!

この日も閉店数日前ということで、馴染みの顔が多いなかエンドレスでウーロン杯。

2012/09/04

8月27日

仕事終わりに7th floorへ。来来来チームの企画イベントに行く。出演は、来来来チーム、SuiseiNoboAz石原さんのソロ、アニス&ラカンカ。

石原さんはボアズの楽曲を下手なアレンジなど加えることなく、ストレートに、硬質に演奏。1曲終わるごとに客席から非常に野太い声で「イ゛ェイ」という歓声があがるの含め、“漢”感が最近ご縁のなかった感触で楽しい。アニ&カンは、これまでア〜ニス〜ラカンカ〜〜の曲みたいな、ニュージャジーからやってきた姉妹云々・・・というコンセプトに近しいオールド・アメリカンな楽曲のインパクトに気をひかれていたけど、実は昭和のアイドル歌謡(の良い部分を抽出したかのような!)曲が混じっていることに気付く。トリは来来来。前回彼らを見たのが異種混合の祭りのようなイベントで、ライブ自体も酒池肉林のような享楽的雰囲気だったので、この日にやっとゆっくり楽曲の全体像を確認。アレンジもさることながら、コーラスワークの編み込まれ方が抜群ですね。よかったー。

終演後、振る舞い赤ワインで唇を紫に染めた陽気な人たちに手をふって帰宅。

8月26日

ビラ撒きで街を歩き回った後、高円寺の飲み屋・音飯の4号店「椿」が、意外と家の近くにあるということで行ってみる。夏野菜の煮浸し、山形だしをのせた豆腐など、優しい味の料理にあわせて玄米緑茶割りをガブ飲み・・。

同居人と仕事の話をしていたら、徐々に会話がヒートアップ。カウンターでうえうえと泣く(……)。

「特に己の意志をもってやりたいことなどない、ただただ皆の力になりたい」

「そんな“誰にでもできること”しかできない人間なんて、わざわざ選ばないでしょう。与えられた壁を越えることができる、同時に周りにもそういうチャンスになるような壁を与えることができる。この相互関係があって、チームって続いていくんじゃないの?」


・・・こういうことに疲れちゃったのって、いつからだっけ?

2012/09/03

8月25日

3歳くらいまで?同じ託児所に預けられていた幼なじみたちとウン年ぶりに会う。中には最後に会ったのは10代のとき、、、なんて子もいたので、再会後の第一声は「背、伸びたねぇ!」でした。

吉祥寺のアムリタ食堂で食堂でごはんを食べて、ABcafeでお茶を飲む(私1人だけここでもビール……)。人生模様は色々でしたが、託児所時代のアルバムを見ると基本・裸足、近くの公園に散歩に行く際は女子でも全裸っちゅうワイルドな教育方針だったためか、みんなサバサバとした女性に成長していた。

「実はうちの親って再婚でね、、、それをハタチのときに聞いてショックでね、、、」「えーーーーっ!私、知ってたよ?お母さんづたいに聞いてたよ〜」なんて、今だから笑える話がこの日のハイライト。

8月24日


Alfred Beach Sandalのワンマンライブ@七針へ見に行く。七針に行くのが久しぶりすぎて途中で迷子になるなど。あそこらへん(八丁堀)って「東京砂漠」感あるなぁ。

様々な事情から発売が大幅に遅れてしまった新作「Night Bazaar」の発売記念イベントでした(詳しい話はこちらに)。1部では途中にゲスト挟みつつ、ブルーーース……なライブ(最近よく演奏している台風にまつわる曲がとてもいい)、2部では発売延期に至る経緯の説明と、そんな新作の試聴会(全曲にVIDEOTAPEMUSIC作のPVつき!)。色濃い2時間、楽しかったーーーー!

最近「試聴会」にとても興味があったのだけど、この日改めて魅力を感じました。
ファンにとっては新作をいち早く聴ける垂涎の機会であり、例えば高音質だったら日頃にはない発見があるだろうし、大きなプロモーションにはならずとも、作品の深堀をみんなでワイワイやる感じ・・・。無理ない規模でいいので、もっと増えたら面白いなぁと思います。


終演後、なぎ食堂にチラリと寄り、ハートランド1瓶飲んで、A君と缶ビール片手に帰宅。